幸せへの道は、あるのではなく、創もの。

人生で歩むべき道は、線路のように、あらかじめ存在するものではないのです。
中学、高校、大学を問題なく卒業する。
大学を卒業した後、有名企業に就職してお金持ちになる。
結婚して、子供育て、大きな戸建てを持つ。
世間一般では、このような道が幸せにつながる道だと思われる風潮があります。
こうした常識的な道から少しでも外れると、不安になります。
「こうすべきだ。ああすべきだ。」と世間が口を合わせたように言っているものですから
、幸せの道が1つしかないように思われます。

しかし、そうではないのです。
大多数が、必ずしも正しいとは限りません。
自分のやりたい仕事は、有名企業では実現しにくく、起業しなければ実現できないことかもしれません。

幸せに通ずる道は、必ずしも1つではないのです。
幸せへの道は人の数だけ存在しています。
自分のやりたい道が、世間の常識から外れていれば、振り切る勇気を持つことです。
本当に進みたい道なら、自信を持って進むべきです。
世間が納得する道ではなく、自分が納得する道を探すことです。
泣いても笑っても、一度しかない人生です。
世間の常識に踊らされず、自分の信念を貫くことが、本当の幸せにつながる道なのです。

成長には、失敗や間違いを避けて通れないのです。
失敗や間違いを繰り返しながら成長していくのが人生だと思うのです。
人は、改善を繰り返すことで、成長します。
悪いところや弱点を克服したり改善したりすることで成長していくものだと思うのです。
改善しようとするとき、大前提があります。
自分の悪いところの把握です。
弱点を把握しなければ、どこを改善していいのか分かりません。
弱点の発見は、改善するための大前提です。

では、弱点を発見するには、どうすればいいのでしょうか。
失敗や間違いをすることです。
失敗や間違いは、自分の悪いところであり、抜けている部分です。
改善の余地があります。
つまり、成長には、失敗や間違いを避けて通れないのです。
多くの人は、失敗や間違いを避けようとします。

しかし、避けようとすればするほど、成長から遠ざかります。
本当は、逆なのです。
失敗や間違いは、否定されるものではなく、肯定されるべきものなのです。
失敗や間違いは、避けられるにこしたことはありませんが、あればあったで意味のあるものです。
成長する人生とは、失敗をしに行く人生だと思います。

人生では、逃げられない人がいます。
それは、唯一、自分自身です。
自分自身からは、どんなことがあっても、逃げることはできません。
生まれてから死ぬまで、一生涯、付き合い続ける人なのです。
自分が嫌になり、自分から逃げたくなることが多々あります。
気持ちをごまかしたり、自分を見限ったり、夢をあいまいにしたり、自分から逃げることで、何か見つかるっことはありません。
自分から逃げれば逃げるほど、人生が悪化したり複雑になったりします。
本当に自分の為を思うなら、自分ときちんと向き合って、直視しましょう。

つらい気持ちになれば、何故つらいのかを考えてください。
そうすることで、気持ちのコントロールをすることができるようになります。
自分と向き合うことで、自分の好きなことや得意なことが必ずみつかるものです。
自分の長所が分かれば、将来の道を決める手がかりにできます。
生き方に不満があれば、どうすればいいのかきちんと考えるようになります。
自分をごまかさないことです。
自分ときちんと向き合うほど、自分らしい生き方ができるようになるでしょう。

やけになって行動すると、必ず後悔が待っている。

冷静になって行動すると、達成感が待っている。

冷静に行動した先には、必ず達成感が待っています。
たとえ上手くいかなくても、自分が冷静に判断した上での行動ですから悔いは残らないものです。
覚悟を決めて行動しているから、後悔がないのです。
行動を起こすときには、やけになってするものではなく、冷静になってするものです。
このことを常に、心に留めておきたいものです。

後悔を生かすもことができれば、人生に無駄はなくなるはずです。
冷静さは、最大の武器となることでしょう。
私が、40数年の空手人生の中で気づいた当たり前のことです。

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